VirtualBoxでゲストOSのIPアドレスを固定にする

概要

VirtualBox上で動作しているゲストOSのIPアドレスを常に同じものにする

背景

設定をしてあげないと、ゲストOSをシャットダウン(再起動)した際にIPアドレスが変わってしまうため

環境

VirtualBox 7.0.10

ゲストOS:Almalinux8.7

対応手順

仮想マシンの電源を停止する

設定からネットワークを開き、アダプター1の割り当てにNATを選択する

アダプター2を選択し、ネットワークアダプターを有効化にチェックをつける

割り当てにブリッジアダプターを選択しOKを押す

以下設定は特にいじっていない、DCHPサーバーも有効のまま

仮想マシンを起動する

ブリッジアダプターのインタフェースを確認する

sudo ip a

enp0s8になっており、IPアドレス192.168.3.11が振られていることがわかる

IPアドレスを固定するためファイルを作成する

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp0s8ファイルを新規作成する

cd /etc/sysconfig/network-scripts/
sudo vi ifcfg-enp0s8

ファイルの中身は以下のように記載する

DEVICE=enp0s8
BOOTPROTO=static
ONBOOT=yes
IPADDR=192.168.3.99
NETMASK=255.255.255.0

コネクション名を確認する

nmcli connection show

デバイスenp0s8に紐づいているコネクション名の表示がおかしいため変更する

以下コマンドを実行しNetworkManagerを起動する

nmtui

Edit a connectionを選択し、Enter

文字化けしているコネクション名を選択し、Enter

Profile nameを「enp0s8」に変更、OKまでカーソルを移動し、Enter

Backまでカーソルを移動し、Enter

OKまでカーソルを移動し、Enter

connection名が変わったことを確認する

nmcli connection show

コネクションを再起動する ← ※再起動しても反映されなかった

nmcli con down enp0s8 && nmcli con up enp0s8

ゲストOSを再起動

ゲストOSを再起動したところ、IPアドレスが反映された

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