voicy パーソナリティ澤円さんの本です
メタ思考とは物事を俯瞰的に考えていく思考法の事です
目の前にある課題や問題、事象はあくまで自分が今この瞬間に目にしたことで、課題や問題としてとらえているに過ぎません
時には今の自分の常識が物事の本質を見極める障害となる場合があります
メタ思考を身に着け本質を見極める力をつけたいという思いから読んでみました
気になったところ
ジョブ型雇用の本質、余人をもって代えがたい存在であること
ジョブ型雇用は、特定の技能を持っている事くらいのもやっとしたイメージでしたが、それは最低限のラインでプラスオンの部分が求められると書かれています
自分に何が出来るのか、人より何が得意か、日頃から自分のスキルの棚卸が出来ていないとプラスオンの部分に光を当て活動することは出来ないと感じました
自分がどんな要因でイライラし余裕がなくなるか知っておく
イライラしていると認識することはありますが、それが何によって引き起こされているのか、目の前の事実だけで考えていることが多いと感じました
同じ出来事であっても、睡眠がしっかりとれていたり、気持ちの余裕があった場合であればイライラしなかった世界線もあり得ます
イライラした目の前の事象の原因を考える場合、その日の自分自身の体調など様々な要因を振り返って考えることで、イライラする状況を極力避けることが出来るようになりそうです
反対に自分がどのような時に機嫌が良くなるのか自己分析しておいたほうが良いとも書かれています
イライラした時と同様、機嫌が良い日の要因を振り返って考えることで、再現性を持たせることが出来そうです
何か提案をする際は見返りを求める
会社で何か新しいことをやりたいと思っても、その分自分の仕事量が増えるだけでしょという感覚があります
本書では、タダ働きをせず、業務負担の軽減も含めた見返りを求めコミットしておきなさいと説いています
やりたい仕事があれば、上司とあらかじめ業務負担の軽減などを話し合い、気持ちよく取り組める環境を整えるとよさそうです
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