voicyパーソナリティ鴨頭嘉人さんが紹介されていた本です
この本を読んで人生が変わったとおっしゃっていたため、興味を惹かれ読んでみました
もともとグレイトフル・デッドの名前はジョジョの奇妙な冒険を通じて知っていましたが、
名前を知っているくらいでほとんど知識がありませんでした
この本を通じて、グレイトフル・デッドが普通のバンドとは違うんだという事、長年取り組んできたことに、ようやく時代が追い付いてきたといった事を感じました
気になったところ
製品の革新ではなく、ビジネスモデルを革新する
一般的なミュージシャンはレコードアルバムが収入源で、そのためにツアーをしているが、グレイトフル・デッドはライブで稼ぐ
そのために、コミュニティを築き熱心なファンを作り、ファンにグレイトフル・デッド体験とは何かを決めてもらう
情報があふれている今、ユーザーにいかに知ってもらいファンになってもらうかが重要です。
その一つの答えが、居心地の良いコミュニティ作りとファンがファンを連れてくる環境だと思います。
グレイトフル・デッドは40年以上前からその環境を作り上げており、純粋にすごいと感じました。
実験を繰り返す
グレイトフル・デッドは即興による演奏スタイルをとっており、色々な楽器を試したりし、結果的に多くの失敗をしたが、新しい挑戦を続けた
世の中の変化の流れが激しい今、失敗することは当たり前です。失敗したことからいかに学び、どう次に生かしていくかが重要だと感じます
無料で提供し、有料につなげる
グレイトフル・デッドはライブでの録音を推奨した、それだけでなく観客のために録音用の場所をわざわざ設けた
録音したものは商業目的でなければ、拡大を許した
一方で自分たちが録音したより質の良いものを有料で販売している
ファンを増やす第一歩は認知される事です。無料提供は、既存のファンに広めてもらう機会を増やすことにつながり、それによって多くの人に認知され、さらにファンが増えるという好循環を生み出します
認知を広げ、ファンの絶対数を増やすことで、有料販売者数を伸ばすことが出来るという事を教えてくれていると感じました
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